「沖縄でゴルフをしたい。でも、どこも同じようなリゾートコースばかりで面白くない」
そう感じているゴルファーに、ぜひ読んでほしい記事です。
沖縄には、観光客向けのリゾートコースとは一線を画す”穴場”が存在します。地元民しか知らないコース、日本でここにしかない体験ができるコース、そして信じられないほどコスパが高いコース。知名度は低くても、一度行ったら忘れられない。そんな5カ所を厳選して紹介します。
1. 守礼カントリークラブ(南城市)
穴場の理由:パワースポットに隣接する”神々しい”ゴルフ場
沖縄最大の聖地「斎場御嶽(せーふぁうたき)」から車で数分。守礼カントリークラブが建つ丘は、かつて「須久那御嶽」と呼ばれた聖なる土地です。コースの最高地点からは、那覇の首里城を遠望することができます。
なぜ穴場なのか。GORAの評価は3.3と決して高くありません。設備は古く、コースもアップダウンが激しい。しかしその”粗削り”さが、独特の神々しい雰囲気を生んでいます。地元の人に教えてもらわなければ、まず辿り着かない場所です。
特筆すべきは「ピクニックゴルフ」というプラン。午後ハーフを、貸クラブ・貸シューズ込みで4,400円で楽しめます。一人でもスタッフが同伴してくれるため、ソロゴルファーにも安心。沖縄在住者が「内緒にしておきたいゴルフ場」と口をそろえる一カ所です。
「仕事先の人に相談して教えてもらったのが守礼カントリー。聖なる山を切り拓いて作ったゴルフ場なんだって。ここは那覇市より車で30〜40分で来れちゃうロケーション。なんか、神々しかった」
基本情報
– 所在地:沖縄県南城市知念字知名1029
– 最寄りIC:那覇空港自動車道 南風原北IC
– 営業時間:6:00〜19:00(年中無休)
2. 宜野座カントリークラブ(宜野座村)
穴場の理由:コースに戦車が現れる、沖縄らしさ全開の秘境コース
「アウトコースで運が良ければ写真のような戦車と遭遇できるかも?」
楽天GORAのコース紹介にこんな一文があります。宜野座村は米軍キャンプ・ハンセンと隣接しており、アウトコースプレー中に演習中の戦車が視界をよぎることがある。本土のゴルフ場では絶対に味わえない体験です。
しかしそれだけではありません。レストランの「骨汁定食」は地元ゴルファーの間で評判のメニュー。軟骨のような豚の骨をじっくり煮込んだ沖縄伝統料理で、「ここでしか食べることができない料理」と口コミで絶賛されています。
コース自体は太平洋を望む広大な丘陵コース。戦略性が高くアップダウンが多い本格的なレイアウトで、海や原生林を眺めながらラウンドできます。観光ゴルファーの多い沖縄では珍しく、地元のゴルファーが多いのも特徴。地域に根ざした”本物の沖縄”に出会えるコースです。
「宜野座カントリークラブでプレーしました。丘陵地に広がる18ホールのコースで、戦略性が高くアップダウンや起伏が多く面白いコースでした。ランチは骨汁定食がおすすめ。ここでしか食べることが出来ない料理です」
基本情報
– 所在地:沖縄県国頭郡宜野座村字松田2824-264
– 最寄りIC:沖縄自動車道 宜野座IC
– 営業時間:7:00〜14:00(年中無休)
3. 美らオーチャードゴルフ倶楽部(恩納村)
穴場の理由:かつてプロが名誉を懸けて戦った、本物のチャンピオンコース
「美ら」という名前から、初心者向けのリゾートコースを想像するゴルファーは多い。しかし実態は全く異なります。
ここはかつて伝説のトーナメント「大京オープン」が開催されたチャンピオンコースです。青木功、倉本昌弘、田中秀道——日本を代表するプロゴルファーたちが、このコースでシーズン最終戦の名誉をかけて戦いました。その舞台となったホール、クラブハウス、浴場がそのまま残っています。
外観は確かに古め。設備も決してゴージャスではありません。しかしそれこそが”穴場”たる所以。プロが認めたコース設計はそのままに、価格はリゾートコースより遥かにリーズナブル。東シナ海に打ち下ろす爽快なショット、ガジュマルと南洋杉に囲まれた南国情緒——この環境で本格的なチャンピオンコースを体験できるのは、知っている人だけの特権です。
予約は毎月3ヶ月前の1日10:30から受付開始。スループレー専用のため待ち時間が少ないのも魅力です。
「15番ホールの景色は忘れません。グッズ売り場も充実していて良かったです」
基本情報
– 所在地:沖縄県国頭郡恩納村字安富祖1577
– 最寄りIC:沖縄自動車道 屋嘉IC
– 営業時間:6:00〜18:30(年中無休)
4. 小浜島カントリークラブ(八重山郡竹富町・小浜島)
穴場の理由:日本最南端・最西端のゴルフコース、そしてクジャクが歩く
石垣島からフェリーで約30分。人口700人余りの小浜島に、日本で最も南にあり最も西にあるゴルフコースが存在します。
このコースが穴場である最大の理由は「アクセスの難しさ」です。那覇から飛行機+フェリーという行程は、多くのゴルファーを遠ざけます。しかしその不便さが、手付かずの離島ゴルフ体験を守ることにもなっています。楽天GORAの口コミ件数はわずか127件。沖縄本島のメジャーコースが700〜900件を超えていることを考えると、いかに”知られていない”かがわかります。
コースの名物は野生のクジャクです。フェアウェイやグリーン周辺にクジャクが自然に現れ、ゴルファーの隣を堂々と歩きます。「ゴルフ場で野生のクジャクに囲まれてプレーすることは初めての経験で、とても楽しかった」という口コミが象徴する通り、ゴルフ以外の体験も豊富です。
コースには星野リゾート「リゾナーレ小浜島」が隣接。世界有数の珊瑚礁に囲まれた環境の中で、日本最南端・最西端のティーグラウンドに立つ体験は、ゴルフ好きなら一度は味わいたいものです。
「クジャクがたくさんいます!!ゴルフ場で野生のクジャクに囲まれてプレーすることは初めての経験且つとても楽しかったです」
基本情報
– 所在地:沖縄県八重山郡竹富町字小浜2954
– アクセス:石垣島・石垣港よりフェリー約30分
– 営業時間:7:30〜16:30(年中無休)
5. サシバリンクス伊良部(宮古島市・伊良部島)
穴場の理由:18ホールが4,400円。伊良部島唯一、超ローカルな本格コース
伊良部大橋で宮古島と結ばれた伊良部島。2015年の橋開通後も、この島のゴルフコースを知るゴルファーはほとんどいません。サシバリンクス伊良部は、伊良部島唯一のゴルフコースです。
驚くべきはその料金。18ホール(9ホール×2周)がカート付きで4,400円(2名以上の場合)。那覇のリゾートコースの10分の1以下という価格は、もはや信じがたいほどです。
コースは海辺の砂丘と草原が広がるリンクス風。かつての大津波で打ち上げられた岩がそのまま残るホールもあり、島の歴史を感じながらプレーできます。ロッカー・風呂・レストランはなし。予約は電話のみ、支払いは現金のみ。この潔い「何もない」スタイルが、かえって本質だけのゴルフ体験を生み出しています。
「本土のゴルフ場のイメージとは違います。コスパは最高。スタッフもフレンドリーで楽しく回れました」という口コミが示す通り、余計なものを省いたシンプルなゴルフの楽しさがここにあります。
「スタッフの対応が親切。9ホールだが、しっかり距離がある。島外料金:18ホール カート有りで4,400円」
基本情報
– 所在地:沖縄県宮古島市伊良部字国仲659
– アクセス:宮古島より伊良部大橋を渡って約15分
– 営業時間:8:00〜16:00(年中無休)
– 予約:電話予約のみ(前日までに要予約)・支払い現金のみ
まとめ|沖縄の穴場ゴルフ場5選
| コース名 | 所在地 | 穴場ポイント |
|---|---|---|
| 守礼カントリークラブ | 南城市 | パワースポット隣接・4,400円〜 |
| 宜野座カントリークラブ | 宜野座村 | 戦車出没・骨汁定食 |
| 美らオーチャードゴルフ倶楽部 | 恩納村 | 幻のトーナメントコース |
| 小浜島カントリークラブ | 小浜島 | 日本最南端・野生クジャク |
| サシバリンクス伊良部 | 伊良部島 | 18H 4,400円・島唯一 |
沖縄のゴルフ場といえば、リゾートホテル併設の豪華なコースが話題になりがちです。しかし本当に面白いゴルフ場は、少し足を伸ばした先にあることが多い。
今回紹介した5コースはどれも、「知っている人だけが行ける」という意味での穴場です。戦車、クジャク、4,400円の18ホール、聖地に隣接する神々しいコース、プロが戦ったチャンピオンコース——それぞれに、リゾートゴルフでは味わえない体験があります。
次の沖縄ゴルフ旅行では、ぜひ一つでも穴場コースをスケジュールに入れてみてください。
